オーバーホールの必要性

クリスタルの破損


今回は、クリスタルの破損についてご紹介します。

・リファレンス:-
・年式:-
・症状:クリスタルの破損
特に誤った使い方をしていなくても、腕に着けていれば自然とキズがついてしまいます。
しかし、たまたま打ちどころが悪かったり、衝撃が大きければ、ロレックスにとって大きな致命傷となってしまうこともあります。



左下から衝撃が加わったと考えられる、大きなヒビが入っています。

幸いなことにダイヤルや針に大きなダメージはありませんでした。

落下によって割れてしまったようです。

損傷が大きいと、割れた破片によってダイヤルや針が傷つけられてしまいます。

大きな破片が針に引きずられて、12時位置で止まっています。

ここまで酷い破損になると、ダイヤルや針が無傷とは考えられません。しかし、二次的な破損やキズを防ぐためにも、割れたクリスタルにテープを貼り、リューズを引いて針を止めておくことで、現状以上の損傷を防ぐことができます。

何らかの接触により、大きな欠けがあります。
次に衝撃が入ると、意外なほど簡単に大きく割れてしまうことがあります。

ある程度の欠けがある場合、クリスタルを外す作業中に破損してしまう可能性が高くなりますので、交換の見積りとなります。
不慮の事故により、クリスタルが割れてしまった際には、小さな欠け傷でも思わぬ大きな破損へ繋がるケースもあります。損傷を最小限に留めるためにも、なるべく早めのメンテナンスをお勧めします。



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