オーバーホールの必要性

デイトナ Ref.116523 プッシャー破損


今回は、デイトナのプッシャー破損についてご紹介します。

・リファレンス:Ref.116523
・年式:-
・症状:プッシャー破損
デイトナの代名詞とも言えるクロノグラフ機能。
ケースサイドの2時と4時位置に搭載されたプッシャーを操作することにより、クロノグラフ秒針や積算計によって平均時速などを計測することができます。




今回メンテナンスを実施するデイトナです。
プッシャーに異常があるということで、メンテナンスに至りました。

2時位置のプッシャーを確認すると、潰れていました。

正常な状態のプッシャーと比べてみると、破損の程度がわかります。
防水性能の観点から、新品への交換が必要と判断しました。

プッシャーをケースの内側から取り外してみると、締め込みが緩く、本来あるはずのバネが紛失していました。おそらく、プッシャーが外れた際か、取り付けを行う際に潰してしまったと考えられます。クロノグラフの操作を繰り返していると、プッシャーが外れてしまうことがごく稀に起こります。

また、クロノグラフ秒針を普段動かしたまま使用されている方がいらっしゃいますが、ムーブメントに負荷が掛かることで不具合の原因となり、メンテナンス時期を早めてしまいます。そのため、クロノグラフ秒針を動かしたままの使用はおすすめできません。さらに、デイトナは他のモデルよりも、必然的に水の侵入経路が多くなっていますので、防水面は他モデルよりもシビアに考えておいた方が良いでしょう。もちろん水が付いた状態での操作は禁物です。プッシャーはしっかり締めた状態でご使用ください。



あなたのロレックスのオーバーホール料金はいくら? オーバーホール料金をCheck!



« オーバーホール実績