オーバーホールの必要性

インデックス取れ


今回は、時計の文字盤に使用されているインデックスについてご紹介します。

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・症状:インデックス取れ
文字盤のインデックスが取れてしまったデイトジャストがありましたので、今回はインデックスについて見てみましょう。



不注意によって時計を落としてしまった際、文字盤の4時インデックスが取れてしまいました。外部的な損傷はありませんでしたので、取れてしまったインデックスの取り付けと内部チェックを行ないます。

文字盤から外れてしまったインデックスです。 お気付きの方も多いかと思いますが、本来ローマ数字で4は“Ⅳ”と表し、こちらの“IIII”は時計にしか使われていない表記になります。

昔の時計に使われていた古い表記ということではなく、現行のデイトジャスト“Ref.126234”も同じように特殊な数字表記です。

年代物の柱時計などにも、時計数字が使われています。 この特殊な4時表記の歴史は古く、14世紀には時計に使われていたようです。

今回ご紹介した特殊な4時表記が使われるようになったきっかけは諸説ありますが、現代ではデザイン上の理由が強いようです。“IV”を使用した時計もあるようですが、ロレックスなどの高級時計では使用されておらず、残念ながら見つけることができませんでした。みなさんのお近くにある時計の表記はいかがですか?このような点も高級時計を所有する楽しみと言えると思います。



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