オーバーホールの必要性

汚れの洗浄


本日は、時計の汚れについてご紹介します。

・リファレンス:-
・年式:-
・症状:汚れの洗浄
時計に限ったことではありませんが、物は使えば汚れますし、壊れることもあります。実際にオーバーホールを実施する時計のほとんどが汚れています。汗をかきやすい夏場は特に汚れが溜まりやすい季節です。



回転ベゼル付のモデルは、ベゼルを取り外した内側に汚れが溜まりやすいです。 汚れが溜まると、ベゼルの動きが悪くなることや、ベゼルの隙間から汚れが出てくることもあります。

ラグの付け根も汚れが溜まりやすいポイントです。

腕に直接触れるブレスレットやバックケースは、汗汚れが溜まりやすいポイントです。 裏蓋の刻み部分は特に汚れが溜まりやすいです。また、保護シールを残したまま使用されている場合、洗浄が難しいため注意が必要です。

コマの隙間や中板などの凹凸部分に汚れが溜まりやすく、酷い場合は表側からも汚れが目視できるようになってしまいます。

フラッシュフィットやバネ棒に汚れが溜まっていると、腐食に繋がってしまいます。また、バネ棒の固着の原因となり、ブレスレットが外せなくなる症状も起こります。

中留めバネの位置によって完全に重なってしまうバックルの裏側は、汚れが気付きにくい部分です。

数ある機械式時計でも、ロレックスはとても耐久性に優れた腕時計です。ほぼ毎日ご使用になられている方も多々いらっしゃいますが、毎日洗うことは難しいものです。 そのため、ご使用後に柔らかい布で全体を軽く拭いてあげるだけでも長い目で見ると大きな効果が見込めます。
また、革ベルトは臭いの問題も起きやすく、常用される場合はより一層のケアが必要です。
汚れは長時間放置してしまうと腐食の原因となりますので、衛生面以外にも汚れを溜めないようにするメリットがあります。



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