オーバーホールの必要性

ムーブメント Cal.3000 オーバーホール


今回は、ムーブメントCal.3000のオーバーホール(止まり)をご紹介します。

・リファレンス:Cal.3000
・年式:-
・症状:オーバーホール(止まり)
止まりの症状によりオーバーホールとなりましたが、今回はかなりレアな症状と言えるかもしれません。



裏蓋を開けると、見慣れない動きをするテンプが目に留まりました。

通常、主ゼンマイの動力が働いていない場合、テンプはヒゲゼンマイのバネにより定位置に留まろうとするはずです。

外してみると、やはりヒゲゼンマイが切れていました。こちらは交換対応となります。

腕に着けているだけで切れるとは考えられません。外から大きな衝撃が加わったと推測できます。

このように、止まりの症状一つ取っても原因箇所によって比較的安価で修理ができるものや高額な請求になってしまうものがございます。ロレックスの取り扱いには十分ご注意ください。また、少しでも普段と異なる様子が確認できました際は、お近くのクォーク店舗までご相談ください。



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