オーバーホールの必要性

ロレックス デイデイトII Ref.218239 オーバーホール


今回は、デイデイトII のオーバーホールについてご紹介します。

・リファレンス:Ref.218239
・年式:-
・症状:オーバーホール
10年以上メンテナンスを行っておらず、使用しているときから精度不良(時間のずれ)を感じていたようです。この度止まりによりメンテナンスを実施する運びとなりました。



文字盤を外すと、曜日と日付のディスクが現れます。

曜日ディスクのズレを調整するダイヤルです。今回は調整の必要はありませんので、触らないようにします。

一段下に日付ディスクがセットされています。

今回の止まりの原因はゼンマイ切れでした。

止まり前の精度不良の原因は、オイル切れによるアンクルツメ石の摩耗によるものと考えられます。パーツの交換となります。

長期間メンテナンスを実施せずに使用しても、不具合なく動いているロレックスが多いことは事実です。しかし、不具合が出てからメンテナンスに出された時計は、交換部品の多発や防水性能の著しい低下、場合によっては修理不可に陥る原因となってしまうこともあります。高額で資産価値の高い、愛着ある時計だからこそ定期的なメンテナンスを心掛けましょう。



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